情報審査からのお知らせ

違反広告防止の取り組みについてのご報告

2022/06

【報告】2021年度、違反物件広告の共有件数について

弊社が参加しております「ポータルサイト広告適正化部会」では、「おとり広告」や「不当表示」といった違反物件広告を部会構成会社間で共有し、各社の審査業務に活用する取り組みを行っています。

2021年度の違反物件広告の共有結果を報告いたします。

2021年度の違反物件情報等の共有結果
１．違反物件の共有件数は、1,123件であり、前年度から554件も減少
２．1,123件に占める「おとり広告」の件数は394件であり、前年度から177件減少

2021年度の違反物件数及びおとり広告の件数は、前年度よりも違反物件は554件、おとり広告は177件減少するという結果となり、特に当部会でおとり広告の撲滅に重点的に取組んできた東京都及び大阪府の件数が大幅に減少した。

この要因は、この施策の効果が現れてきたと考えられるほか、広告主である不動産事業者と管理会社等が連携することにより、契約済みとなった物件が自動で非掲載になるシステムを構築するケースが増加したことや、各地区の不動産公正取引協議会と当部会の更なる連携の強化とともに、当部会構成各社の審査機能の一層の強化により、調査範囲が拡大し、インターネット広告の適正化が全国的に、かつ、より強力に推進されることとなった結果であると推察される。

弊社では、管理会社さまが保有する募集終了物件情報を用いてLIFULL HOME'Sに掲載されている該当物件の広告を自動で非掲載にする取り組みを推進しています。

■募集終了物件情報を用いた自動非掲載機能

【掲載会社さまメリット】
・物件メンテナンスの運用コスト削減
・募集終了物件の自動非掲載による信頼度向上

【管理会社さまメリット】
・管理物件への空室確認対応などの運用コスト削減

詳細及びお問い合わせについては募集終了物件情報を用いた自動非掲載機能をご覧ください。

今後とも、インターネット広告の適正化のため、正確な物件広告の掲載を行っていただくようご協力を賜りたく存じます。

設備や仕様は事実に基づいた情報のご登録を

ご掲載いただく物件の設備や仕様は、必ず事実に基づいた情報をご登録ください。
誤った情報をご登録されてしまいますと、エンドユーザーからの信頼を失うだけではなく、不動産公正取引協議会より措置が講じられる可能性がございます。

物件の条件・設備については項目数も多く、ミスや漏れも発生しやすいかと存じます。
ご登録後は誤りがないか必ずダブルチェックを実施するようお願いいたします。

1つ1つの条件・設備についても、物件図面と照合するだけではなく、元付への確認も併せて行い、正確な情報となるようご協力よろしくお願いいたします。